林 勇気 展 「afterglow」
2009年3月4日(水)~22日(日) [ 会期終了 ]
【略歴】
1976 京都生まれ
1997 映像の制作をはじめる。
1999~ 映像作家 大木裕之の映像作品に撮影と編集で参加
現在は宝塚造形芸術大学の専任講師
【個展】
2004 まわるとするなら / ギャラリー三条(京都)
2005 とどくとおもった、そら / ギャラリー三条(京都)
2006 LAST BOY LAST GIRL / ギャラリー三条(京都)
2007 やすみのひのしずかなじかん / gallery neutron(京都)
2008 ちいさなまひ / gallery neutron(京都)
つづきのつぎ / ギャラリー揺(京都)
世界の終わり / IID gallery(東京)
2009 afterglow / neutron tokyo(東京)
【主なグループ展】
2003 STARTART001 / 細見美術館(京都)
2004 アウト ザ ウインドウ / 国際交流基金フォーラム(東京)、Project Space ZIP(韓国)
旋律の映像 / gallery neutron(京都)
透過する音楽 / 京都芸術センター(京都)
2005 裏・アートマップ / 京都芸術センター(京都)
PLOP ASIA TOUR / Agnes b CINEMA!(香港)、他
2006 AMUSE ART JAM / 京都文化博物館(京都)
2007 トランスメディアーレ (ドイツ)
新進アーティストの発見in あいち / 愛知芸術文化センター(愛知)
AMUSE ART JAM in Tokyo / 新宿高島屋(東京)
かけらな夏 / gallery neutron(京都)
Pre-Jam 2007 / ARTZONE(京都)
2008 DIGITAL MEDIA ( スペイン・バレンシア)
音箱 / 神戸アートビレッジセンター(兵庫)
Art Court Frontier 2008 #6 / アートコートギャラリー(大阪)
ART OSAKA / 堂島ホテル(大阪)
2009 ACG eyes / アートコートギャラリー(大阪)予定
【主な映画祭】
2002 バンクーバー国際映画祭(カナダ)
高尾国際映画祭(台湾)
2003 香港国際映画祭(香港)
ナッシュビル国際映画祭(アメリカ)
アジアン・アメリカ国際映画祭(アメリカ主要都市を巡回)
ソウルフリンジフェスティバル(韓国)
ソウルビデオフェスティバル 林勇気プログラムで特集上映(韓国)
2004 バルセロナアジア映画祭(スペイン)
ニッポン コネクション(ドイツ・フランクフルト)
2006 イメージフォーラムフェスティバル / 新宿パークタワー(東京)、他
トロント・リール・アジアン国際映画祭(カナダ)
2007 ASK? 映像祭 / art space kimura ASK?(東京)
イメージフォーラムフェスティバル / 新宿パークタワー(東京)、北海道立近代美術館(北海道)、他
2008 animation soup / HEP HALL(大阪)
Indie AniFest 光乱の交差路 / (韓国)
【主な受賞】
1999 動楽映楽・アニメーション実験映像劇場 / 香山リカ賞 受賞
イメージフォーラムフェスティバル / 審査員特別賞 受賞
2006 トロント・リール・アジアン国際映画祭 / Most Innovative Film or Video Production Award 受賞
AMUSE ART JAM / 準グランプリ 受賞
【主な参考文献】
イメージフォーラムフェスティバル2002 P8,9,15,17,18 / 文:エドウィン・カレルス、他
バンクーバー国際映画祭 2002年 P72 / 文:トニー・レインズ / カナダ
Asian directors of the new century 2003年 P3,18~22 / 韓国
京都新聞 2003年10月2日 夕刊 P4 / 文:井上理砂子
日本経済新聞 2004年11月4日 夕刊 P11 / 文:千葉淳一
京都新聞 2007年5月19日 P10 / 文:太田垣實
Lmagazine No387 2007年6月号 P127 / 文:小吹隆文
美術手帖 BT No896 2007年7月号 P191 / 文:小吹隆文
Art Court Frontier 2008 #6 / 文: 小林公
京都新聞 2008年10月18日 夕刊 P18 / 文:山中英之
IID paper issue50 / 文:中安秀夫
京都芸術センター通信・明倫アート 2009年1月号 vol.104 / 文:橋本梓
【web】
peeler 2008年10月 / 木坂葵
artscape 2008年11月1日 / 文:小吹隆文
勝手にRECOMMEND 2008年10月 / 文:小吹隆文
artscape 2008年11月15日 / 文:酒井千穂
勝手にRECOMMEND インタビュー / 文:小吹隆文
artscape 2008年12月1日 / 文:小吹隆文
「a f t e r g l o w 」
夜中に真っ暗な部屋でインターネットをしていた。
モニターには誰かの撮影した写真の景色の中の光がうつっていて、
その眩しさは感覚や意識のどこかに吸い込まれていくような気がした。
共有された光、データとしての光、時代の光。
モニターにうつる、
インターネットにアップされた写真をカメラでもう一度撮影し、
パソコンにとりこみ、光を一つづつ切り抜き、
重ね合せてアニメーションを制作した。
光と光をつないで、
誰かの視線と誰かの視線をつなぎあわせて、
どこかとどこかがつながっているかもしれない景色をえがいてみよう。
そして、そこには何がみえるのだろうか。
そんなa f t e r g l ow を漂って。
サウンド協力: sora (from kyoto)
クロサワ・タケシによるソロプロジェクト。イギリスよりGENERAL PRODUCTION S のコンピレーションアルバムや、イッセイ・ミヤケ系列の洋服ブランドTENALYS のコンピレーションアルバムに収録。2003年にはplopよりフルアルバム「re-sort」をリリース。テクノ・エレクトロニカのアルバムとして異例 の大ヒット作品となる。現在は新たなサウンドシステムの構築や、国内外のアーティストのリミックス等の活動をしている。緻密なカットアップ / コラージュによってつくり出される、独自性溢れる暖かさと心地よさを感じさせるサウンドは多くの聴衆を魅了している。