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Gallery Schedule
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2009 Exhibition Gallery Schedule

2009年ニュートロン東京ギャラリー展示スケジュール

2009年1月10日(土)~2月1日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon + 3F mini gallery 】

大舩 真言展 「Prism」 (平面 / インスタレー ション)
展示空間における作品は我々の眼前に必然性と流動性を伴って出現し、時間や光の変化によって多様なイメージを与えるだろう。関西では気鋭の実力派としての評価を確立する作家が、光の多面体(Prism)をもって東京のシーンに衝撃を与えるだろう。

2009年2月7日(土)~3月1日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon + 3F mini gallery 】

大和 由佳展 「存在の満ち欠け」 (インスタレーション / 平面・立体)
一人の人間として存在することの困難と喜びを、繊細でドラマチッ クなインスタレーションで表現する大和由佳。neutron tokyoオープニング記念第2弾として全館開催。無数に舞い降りる「実」は、私達自身であるかのように様々な光と影をたたえ、確かにここに存在する。

2009年3月4日(水)~22日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon 】

林 勇気展 「afterglow」 (映像 / インスタレーション)
ファミコンやインターネット、デジタル家電まっただなかで成長してきた世代の表現でありながら、一方で説明の少ない表現、短い映像や単調な動きの繰り返しに よる余韻には情緒さえも漂う。新世代の映像美術作家として、彼程注目されるべき存在は居ないだろう。


【 3F mini gallery 】

金 理有展 「臨界点」 (陶)
自らのアイデンティティーと陶芸につきまとう「美術」と「工芸」の狭間で格闘する、若き才能の出現。滑らかで光彩豊かな表面の質感、ギロリと睨む一つ目、神体や神器を思わせる異様なフォルム。強さと儚さの間で確かに存在し、つまらない名付けをかたくなに拒む。

2009年3月25日(水)~4月12日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon 】

寺島 みどり展 「見えていた風景 - 空 - 」 (平面)
絵を描く事は旅する事。そして絵が旅をして、ギャラリーに辿り着く。平面という領域でひたすらに自己の探求の旅路を目指し、その足跡は鑑賞者に道筋として確かに示される。作家・寺島みどりが2009年に挑むのは、大阪・東京・京都の三都市を巡るトリコロール・ツアー。


【 3F mini gallery 】

齋藤 周展 「春を兆す日」 (絵画/イン スタレーション)
爽やかでちょっと切ない記憶の種子が会場に根付く時、人知れず花を咲かし、根を伸ばす。絵画を主軸としながらも空間に浸食するインスタレーションで評価を得る作家が、明るい陽光の差し込む部屋で見せる「生活に寄り添う絵画」の一つの在り方。

2009年4月15日(水)~5月10日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon 】

塩賀 史子展 「残像の楽園」 (平面)
日常に潜む光と影。それはあまりにも自然な事として、とりたてて目を向けられることもない事象。目に映る生命の歓喜と慟哭を、幸福で大切な出来事としてキャンバスに描き起こす。写実表現から一歩も二歩も踏み込んだ先に、どのような世界が広がって見えるのか。


【 3F mini gallery 】

稲富 淳輔展 「アンジェリコの鍵盤」 (陶)
京都造形芸術大学大学院修士修了、まだ発表歴は少ないものの、陶の注目の作家が早くも東京に登場。 「器(うつわ)」の解釈を単なる容れ物としてだけでなく、精神的・肉体的に擬人化するかのように。個性をもった群像としての展示から、ピアノの鍵盤のように一つの「key」が浮かび上がる。

2009年5月13日(水)~31日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon 】

入谷 葉子展 「お山の家」(平面)
版画という領域からはみ出さんばかりに、驚愕の色鉛筆による描画で常に意欲作に挑む。普遍的なものを大切に一枚の絵に起こす作業は、圧倒的な筆致とコラージュのような色彩、そしてユーモアとともに漂う懐かしさによって、鑑賞者にもまた、それぞれの「家」を想起させることでしょ う。


【 3F mini gallery 】

櫻井 智子展 「わらべの目」(墨彩画)
過剰な時代、装飾の時代にあえて生物としての本来の強さ、美しさを問いただす水墨画の問題作。ストイックな描画と存在感のあるモチーフは、現代人が失った何かを全身から発揮し、否応無しにその目に射られるがごとく、私達は日頃醜い、怖いと敬遠しがちな生物のエネルギーを受け止める。

2009年6月3日(水)~21日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon 】

冬耳展 「夢中でジャーニー」(平面)
絵具から絞り出された色は太陽と月の輝きのもと、冬耳の筆によって新たな光を獲得する。フリーハンドで描かれる大胆かつ巧妙な構図と、ぶつかりあう色彩、そしてゆらめくフォルム。有機的で甘美な線によって組み立てられるイメージは、私達の想像力を掻き立て、宇宙へと誘う。


【 3F mini gallery 】

飯田 真人展 「NEW MODEL Exhibition」(立体)
少年の頃の夢の銀河鉄道は、大人になっても「ものづくり」の気持ちを大切にする作家によって生み出される。全てが木製で、温かみと懐かしさ、そして未来を思う大切さを思い出させてくれる造形たち。昔少年だった全ての大人達と、全ての夢見る少年達におくる、「ものづくり」の原点。

2009年6月24日(水)~7月12日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon 】

小倉 正志展 「21世紀都市」(平面)
現代の都市像を描き続けて10数年。気づけば世紀をまたいで、常に変化する生き物としての都市の姿を、めくるめく色彩とユニークにディフォルメする画風で描き表し、進化し続ける。少年の頃に夢見た未来都市「21世紀」、観察することによって生まれる普遍的な「都市」のエネルギー。


【 3F mini gallery 】

西川 茂展 「interlude」(平面)
視野いっぱいに広がる茫洋とした風景。どこか懐かしく、それでいて微かな不安の漂う画面。まさに人間の「盲点」を突く点と点に気づくとき、その光景はまたガラリと変貌する。緻密に描き込まれた油彩画の迫力とディテール、そしてアクリルによる地平のスケッチ。

2009年7月15日(水)~8月2日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon 】

中比良 真子展 「here, there」(平面)
昨年夏の「ART OSAKA」で大絶賛され一躍全国的な注目を集めるに至った油画の新鋭。「The world turns over」と題された、水面に映り込む景色を描いたシリーズの新作をメインに、東京の暑い夏に清涼感たっぷりの涼しげな画面と、繊細な情景を発揮する。


【 3F mini gallery 】

足田メロウ展 「風と風景」Planetica #4(平面)
京都の町のアートシーンに欠かせない存在であり、牽引者とし て10年近くに渡って奮闘してきた足田メロウ。美術だけでなく音楽、舞踊、演劇、映像など様々な分野のクリ エーターとのコラボレーションを続け、一方では自身の制作発表も数多く、また出版刊行物も人気を博す。

2009年8月5日(水)~23日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon 】

西奥 起一展 「見ための手ざわり」(インスタレーション)
メキシコの風も、スパイスも、ニューヨークの青空も、静岡のお茶も、京都の湿気も。ユニークな制作手法とロハスな暮らしぶりで知る人ぞ知る作家?の待望の個展は、東京と京都の夏の暑さをひととき忘れさせる、清涼感溢れる心地よい展示になるだろう。


【 3F mini gallery 】

行 千草展 「ダルメシアンは溶けたアイスのほとりに佇む」(平面)
ドンゴロスという麻袋の素材を支持体にして、独特の抽象世界を描く作家が初登場。身の回りに潜む、さりげなくも確かな美の印象、朧げな事物の実態を追い求める。油画を基調としつつも周到に用意された視覚効果をもって、眼前の絵はつねに揺らめいているように。

2009年8月26日(水)~9月13日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon 】

伊吹 拓展 「導音」(平面)
人が集まり、話し、笑い、生活する「場」に流れる「時間」、そして移り行く光と空気。伊吹拓の絵画にはその全てが映り込み、人と関わり合う事によって絵画の存在が不可欠なものとなる。充実した制作と着実な評価の高まりを発揮する、待望の東京初個展!


【 3F mini gallery 】

池田 孝友展 「イネ」(平面 / イラストレーション)
ゲルインクのボールペンと紙によってのみ生まれる、驚くべき二次元の世界。緻密な描写とパターニングを駆使したデザイン性から、次第に画面は有機的に変化を見せ、建物や木々も踊る様に描かれ、世界は極限までのディフォルメに進む。

2009年9月16日(水)~10月4日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon 】

衣川 泰典展 「未知なものと既知なもの」(平面)
コラージュとは少年の頃からの夢の蓄積であり、ロマンを追い求める作家の旅の証でもある。スクラップブックに張り込められた旅の記念碑であり時代の夢の跡形は、衣川泰典によって大きな画面へと塗り込められ、天の川の広がる星空のごとく昇華される。


【 3F mini gallery 】

三尾 あづち展 「Complex world」(平面 / ミクストメディア)
現実世界と空想の世界をパラレル・ワールドとして繋げた画面の中には、トランプの兵隊や化け猫、ガイコツなど「不思議の国のアリス」のようなキャラクターが所狭しと登場し、現れては消え、その印象を留めずに曖昧さを残して私達に何かを訴えかけようとする。

2009年10月7日(水)~25日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon 】

中村 裕太展 「めがねや主人のペンキ塗り」(陶 / インスタレーション)
住宅建築における日用のタイルと、歴史ある美術工芸としてのタイルアートの狭間に見える現代のタイルの可能性。空間にイメージを現出させる人間の記憶と願望の容器としての升目なのだろうか。床面のインスタレーションと、自立した作品の両方での意欲的な発表。


【 3F mini gallery 】

橋本 佳代子展 「FACE」(平面)
少女マンガから現代のギャルに至るまで、キラキラと輝く大きな目は脈々と受け継がれて来たが、橋本佳代子の描く少女の顔には、およそメルヘンや装飾美とはかけ離れたスケールの瞳が「たくさん」存在する。私達自身の不安や希望、様々な曖昧なものを映し出すかのうように。

2009年10月28日(水)~11月15日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon 】

益村 千鶴展 「Faint Light」(平面)
重厚で濃密な気配の中に浮かびあがる人体や植物のモチーフが、静かに語りかけるように照らされる絵画世界。現実の気配を漂わせる新作においては「かすかな光」の存在によって世界は確かなものとなり、私達の生きる世界に通じる触覚や痛覚をも感じさせる。


【 3F mini gallery 】

小西 加奈子展 「好奇心の未了」(平面)
混濁した水の流れに見出される不安や未知の新しい何か。それはまるで現実世界のように交じり合い、好奇心という武器を備えた少女は一人、優しくも厳しい水の中で確かに存在する。シンプルな状景の中に潜む多様な思惑と感情の世界。これが初個展となる期待の新鋭の登場!

2009年11月18日(水)~12月6日(日) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon 】

笹倉 洋平展 「ツタフ」(平面 / インスタレーション)
線描による植物的な画面展開により、平面を超えた無限の可能性を感じさせる作家。ミニマルな世界観から増殖する一本一本の線が示す、旺盛な生命力とその先の死。京都・東京の両会場で続けて行い、実りの秋となるであろう。


【 3F mini gallery 】

マスジョ展 「ハンカチーフ」(平面 / インスタレーション)
砂の起伏も、鏡に映る朧げな像も、全ては確かなものではなく存在する不確かなものたち。新たな局面に移ろうとするマスジョの新境地は、白い布そのものに内在する不安や希望、様々な感情をも想起させ、緊張感は平面に留まらない。

 

2009年12月9日(水)~30日(水) [ 会期終了 ]
【 1F main gallery + 2F salon+ 3F mini gallery 】

ニュートロン東京 年末特別企画 展 「 星に願いを 」
激動の2009年も残りあと僅か。neutron tokyoがスタートしてから早一年が経とうとしています。 あまり楽しいニュースの少ない中、世の中はこれから人間の幸福のために向かって行くのか、それとも個人の幸福だけを求めて突き進むのか・・・。美術を通じて世の中に前向きなメッセージを贈ることこそ、今美術作家に求められている事である様に思います。来年が少しでも明るく、楽しい一年になりますように。そして人々が互いを思い合う様になりますように。東京の12月を飾るキラ星達が、皆様の心に舞い降りる時、きっと暖かな気持ちが広がることでしょう。


2012 Gallery Schedule
・2012年展示スケジュール

2011 Gallery Schedule
・2011年展示スケジュール

2010 Gallery Schedule
・2010年展示スケジュール


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