金 理有 展 「臨界点」
2009年3月4日(水)~22日(日) [ 会期終了 ]
【略歴】
1980 日本人の父、韓国人の母のもと大阪府に生まれる
2004 大阪芸術大学 芸術学部工芸学科陶芸コース卒業
2006 大阪芸術大学大学院 芸術制作研究科修士課程首席修了
大阪芸術大学大学院 芸術研究科研究員
2007 大阪芸術大学大学院 非常勤助手
【個展】
2004 STINKY FLAVOR / ギャラリー白3(大阪)
2005 金理有TOUGEKI 展 / カフェ&ギャラリーGARASHA(京都)
2006 宇宙で迷子。LOST IN THE UNIVERSE. / ギャラリー白3(大阪)
2007 韓流に学ぶ 金理有 陶展 / 遊間納屋(兵庫)
CERAMIX&GRAPHIX / ESPRESSO BAR BANCO(大阪)
2008 R.I.P / neutron(京都)
【グループ展】
2002 DOWN TOWN / club DAWN(大阪)
2003 Pulling from the earth / インテックス大阪(大阪)
2004 大阪芸術大学選抜展 / マイドーム大阪(大阪)
いけばなコラボレーション / OAP タワー(大阪)
秩序と反秩序 / 比良美術館(滋賀)
第5回益子陶芸展 / 益子陶芸美術館(栃木)
2005 第3回66展-近代建築とアート- / 細野ビルヂング(大阪)
国際陶磁器展美濃'05 / セラミックパークMINO(岐阜)
CONTACT4 / 滋賀県立近代美術館(滋賀)
亀岡あかりアートプロジェクト / すみや亀峰菴(京都)
2006 第18回織部の心作陶展 / セラトピア土岐(岐阜)
アートと技の競演-くらしの工芸展 / 近鉄百貨店アート館(大阪)
第46回日本クラフト展 / 東京駅丸の内ビルホール(東京)
第4回66展-近代建築とアート- / 細野ビルヂング(大阪)
朝日陶芸展(大阪他)
SPICY LIFE!! / ギャラリー百音(大阪)
2007 とよた美術展'07 / 豊田市美術館(愛知)
箱展 / ギャラリー北野坂(兵庫)
陶のかたち展 / ギャラリー北野坂(兵庫)
フタのあるカタチ展 / ギャラリーVOICE(岐阜)
まいどin なんば / なんばPARKS(大阪)
アートな贈り物展 / ギャラリー集(京都)
2008 なうふ坂アートフェア / ギャラリーなうふ(岐阜)
第6回66展 / 細野ビルヂング(大阪)
トッテのある形展 / ギャラリーVOICE(岐阜)
2009 Ceramic Proposition 陶芸の提案 / ギャラリー白(大阪)
【その他】
2004 関西国際空港にて4 ヶ月間作品展示 / 関空ラウンジ(大阪)
2005 関西国際空港にて4 ヶ月間作品展示 / 関空ラウンジ(大阪)
物事を区別し、意思の伝達、合理的思考の進歩を促した「概念」。
しかし一方でそれは、言葉と言葉の間を省いていくもののようにも思います。
ところが、二つ、ないし多数の概念の間には言語化されていない「実際」が存在します。
例えるならば「乳房」から「脇」に至る曲線、その中間点の美しさのような。
私自身の問題においても、韓国と日本、実用と鑑賞、古代と未来、
LOW とHIGH、実と虚、作為と無作為等々、
それらのいずれにも純粋に属せない、戸惑いにも似た美意識があります。
いずれ「名」を与えられるかもしれないその間(あわい)を「コトバの言葉」ではなく、
「モノの言葉」を以って今はその存在を証明するより他はない。
そんな決意で、私は創作を続けています。
金 理有